11)ホルダー型から新発想へ。BtoB向け「ラッププレート」誕生のきっかけ

2025年1月、業務用ホルダーの量産初ロットが完成したものの、製造委託による原価が高く、卸先との商談に結びつかない状況が続きました。
このため、商品構造・製造工法・設計のすべてをゼロから見直す決断 をしました。

ラップスターの特徴は・ロールフィルムが巻き戻らない・フィルムがつかみやすい・吊り下げできるという3つのポイントでしたが、改めて検証する中で、サポートいただいている関係者から「巻き戻り防止の“プレート部分だけ”の商品にしたら?」という同じ意見を二人の方からいただきました。

開発者の私にとって、吊り下げフックは“外したくない機能”でした。
業務用ホルダー開発時、調理人から「置き場所に困る!」という声を受け、そこから生まれたのが“吊り下げフック”だったからです。
大きなセールスポイントでもあり、捨てがたい機能でした。

しかし、「もっとシンプルに、もっと軽く」この視点に立ち返り、吊り下げ機能を省いた 簡易タイプ“ラッププレート” の開発を決意し約1か月で試作品が完成しました。

ちょうどその頃、名古屋商工会議所の 「商談売込みマーケット」 に参加が決定。
普段は商談アポイントの取れない・百貨店・テレビ通販事業部・日用雑貨販売店・ホームセンターという大手4社へ、業務用ホルダーと同時に、完成したばかりのラッププレートを売り込む機会が訪れました。

その結果、
日用雑貨販売店とホームセンターの2社から「このラッププレート、すごく良い!」と高評価。
想像以上の反応を得られ、BtoB向け商品の新たな柱として本格的に商品化を進めることを決意しました。

業務用ホルダーから派生し、生まれるべくして生まれた「ラッププレート」。
まさに、失敗と見直しの中から逆転の発想で生まれた新商品となりました。

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